構図と現像を図で理解する写真の教科書

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パターン構図

同じ形を等間隔で繰り返し並べ、その反復そのものを画面の主題にする構図。反復の中に1つだけ違う要素を入れて、そこへ視線を集める使い方も併せて紹介されることが多い。写真の構図技法としての初出は確認できていない。

図で見る

パターン構図の図解(推奨例)配置: 副被写体の四角が左上、副被写体の四角が中央上、副被写体の四角が中央上、副被写体の四角が右上、副被写体の四角が左中段、副被写体の四角が画面中央、主被写体の丸(崩し)が画面中央、副被写体の四角が右中段、副被写体の四角が左下、副被写体の四角が中央下、副被写体の四角が中央下、副被写体の四角が右下。 同じ形を等間隔で並べ、1つだけ形を変えた例。反復が「地」となり、外れた1つが「図」として浮き上がる。崩し
推奨例同じ形を等間隔で並べ、1つだけ形を変えた例。反復が「地」となり、外れた1つが「図」として浮き上がる。
パターン構図を意識しなかった場合の図解(失敗例)配置: 副被写体の四角が左上、副被写体の四角が中央上、副被写体の四角が中央上、副被写体の四角が右上、副被写体の丸(崩し)が画面中央、副被写体の四角が左中段、副被写体の四角が右中段、副被写体の四角が中央下、副被写体の四角が右下。 大きさも間隔もばらついた例。繰り返しとして読めないため、形を変えた1つも「外れ」として目立たない。図の側でも崩しを強調せず、他と同じ強さで描いてある。崩し
失敗例大きさも間隔もばらついた例。繰り返しとして読めないため、形を変えた1つも「外れ」として目立たない。図の側でも崩しを強調せず、他と同じ強さで描いてある。

画面の中で何が起きるか

同じ形が等間隔で並ぶと、ひとつひとつの形は見分けられなくなり、繰り返し全体がひとつの面として読まれる。視線は特定の一点に止まらず、並びの方向に沿って流れる。ここに1つだけ大きさ・向き・明るさの違う要素を入れると、そこだけが並びから外れて浮き上がり、面積が小さくても最初に見つけてもらえる。逆に間隔や大きさがばらついていると、並びが繰り返しとして読めないため、外したはずの1つも「もともと不揃いなうちの1つ」に紛れてしまう。反復を成立させる側の均一さが、崩しの効き目を決める。

向く被写体・場面

つまずきやすい点

どこまで裏が取れているか

この構図についてよく言われることを、出典に当たって確かめた結果です。出典が見つからなかったものは、見つからなかったと書いています。

他の構図の主張とあわせて確かめたい場合は根拠の強さで見るもご覧ください。

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