構図と現像を図で理解する写真の教科書

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対比構図

性質の違う2つのものを同じ画面に入れ、その差そのものを主題にする構図。大小・明暗・新旧・粗密などが対比の軸に使われる。差が読み取れる程度に離れていることが条件とされる。

図で見る

対比構図の図解(推奨例)補助線: 画面の上から88パーセントの高さにある水平線。 配置: 副被写体の建物(比べる相手)が画面中央、主被写体の人物(小さい主役)が左下。 大きい要素と小さい要素を同じ画面に入れ、面積の差そのものを主題にした例。接地する線をそろえると差が読みやすい。比べる相手小さい主役
推奨例大きい要素と小さい要素を同じ画面に入れ、面積の差そのものを主題にした例。接地する線をそろえると差が読みやすい。
対比構図を意識しなかった場合の図解(失敗例)補助線: 画面の上から88パーセントの高さにある水平線。 配置: 副被写体の建物(比べる相手)が右中段、主被写体の人物(主役)が左中段。 対比させたい2つの大きさが近く、差として読み取れない例。どちらが主役かも決まらない。比べる相手主役
失敗例対比させたい2つの大きさが近く、差として読み取れない例。どちらが主役かも決まらない。

画面の中で何が起きるか

同じ画面に置かれた2つの要素は、必ず面積・明るさ・密度のどれかで比較される。差が大きいほど、比較そのものが画面の主題として前に出てくる。このとき視線は小さいほう・明るいほう・細かいほうに集まりやすく、面積の小さい要素が主役になることが多い。逆に2つの量が近いと比較の結果が出ず、どちらを見ればよいかの手がかりが失われる。接地する線や背景をそろえると、差だけが変数として残り読み取りやすくなる。

向く被写体・場面

つまずきやすい点

どこまで裏が取れているか

この構図についてよく言われることを、出典に当たって確かめた結果です。出典が見つからなかったものは、見つからなかったと書いています。

他の構図の主張とあわせて確かめたい場合は根拠の強さで見るもご覧ください。

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