構図と現像を図で理解する写真の教科書

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放射線構図

画面の一点から外へ広がるように、線や要素を並べる構図。線が集まる一点に視線が集まり、そこから外へ向かう広がりが強調されるとされる。日本語版Wikipedia「構図」では放射状構図として、リーディングラインの一種として整理されている。

図で見る

放射線構図の図解(推奨例)補助線: 右中段を中心に放射状に広がる線。 配置: 主被写体の丸(収束点の主役)が右中段、副被写体の木が左下、副被写体の木が右下、背景の山が中央下。 線が集まる一点に主役を置いた例。収束点を画面の中央から外すと、広がる側と詰まる側で余白の量が変わる。収束点の主役
推奨例線が集まる一点に主役を置いた例。収束点を画面の中央から外すと、広がる側と詰まる側で余白の量が変わる。
放射線構図を意識しなかった場合の図解(失敗例)補助線: 左上を中心に放射状に広がる線。 配置: 主被写体の丸(主役)が右下、副被写体の木が中央下。 線が集まる点と主役の位置がずれた例。視線は主役ではなく、何も置かれていない収束点に吸い寄せられる。主役
失敗例線が集まる点と主役の位置がずれた例。視線は主役ではなく、何も置かれていない収束点に吸い寄せられる。

画面の中で何が起きるか

画面のどこか一点に向かって、複数の線や要素が角度を変えながら集まる。線の向きがそろうのは収束点の周りだけで、そこから離れるほど線どうしの間隔が開くため、外側に大きな余白が残り、広がりが面積として表れる。視線は向きのそろった側、つまり収束点へ戻ってきやすい。したがって収束点に主役を置かないと、視線が集まる場所と見せたいものが別々の位置に分かれてしまう。

向く被写体・場面

つまずきやすい点

どこまで裏が取れているか

この構図についてよく言われることを、出典に当たって確かめた結果です。出典が見つからなかったものは、見つからなかったと書いています。

他の構図の主張とあわせて確かめたい場合は根拠の強さで見るもご覧ください。

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