構図と現像を図で理解する写真の教科書

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デモザイク(ベイヤー配列)

センサーの各画素が測れるのは赤・緑・青のうち1色だけで、残りは周囲から推定して埋められています。この推定処理をデモザイクと呼びます。配列の設計は1976年の特許まで遡れますが、どう埋めるかのアルゴリズムは今も一つに定まっていません。

図で見る

ベイヤー配列(RGGB)ベイヤー配列の図。8列×8行のセルに、左上の2×2がRGGBの順(1行目が赤・緑、2行目が緑・青)になるよう色フィルターを並べる。 全64セルの内訳は赤16・緑32・青16で、緑が最も多い。各セルは1色しか記録しないため、残りの2色は周囲のセルから推定する(デモザイク)。 並び順は特許 US3971065 の請求項1「輝度型素子が直交する2方向のどちらでも1つおきに現れる」に対応する。図中の色はどのフィルタが載っているかを示す記号で、フィルタの実際の分光透過特性を表すものではない。赤フィルター緑フィルター青フィルター左上の2×2が RGGB の並び
ベイヤー配列(RGGB)並び順は特許 US3971065 の請求項1「輝度型素子が直交する2方向のどちらでも1つおきに現れる」に対応する。図中の色はどのフィルタが載っているかを示す記号で、フィルタの実際の分光透過特性を表すものではない。
赤を実測しているのは4分の1だけベイヤー配列の図。4列×4行のセルに、左上の2×2がRGGBの順(1行目が赤・緑、2行目が緑・青)になるよう色フィルターを並べる。 全16セルの内訳は赤4・緑8・青4で、緑が最も多い。各セルは1色しか記録しないため、残りの2色は周囲のセルから推定する(デモザイク)。 枠を強調しているのは左から1列目・上から1行目、左から3列目・上から1行目、左から1列目・上から3行目、左から3列目・上から3行目のセル。 強調した4か所だけが赤を実測している画素で、残り12か所の赤の値は周囲から推定される。RawTherapee の公式ドキュメントはこれを、赤・青チャンネルは4分の3が、緑チャンネルは2分の1が「データの欠落」だと記述している。赤フィルター緑フィルター青フィルター注目するセル左上の2×2が RGGB の並び
赤を実測しているのは4分の1だけ強調した4か所だけが赤を実測している画素で、残り12か所の赤の値は周囲から推定される。RawTherapee の公式ドキュメントはこれを、赤・青チャンネルは4分の3が、緑チャンネルは2分の1が「データの欠落」だと記述している。

この操作が画像に何をするか

センサーの各画素の上には、赤・緑・青のいずれか1種類のカラーフィルタしか載っていません。つまり1画素が記録するのは1色分の光量だけです。最終的な画像は1画素あたりRGB3つの値を持つので、足りない2色は周囲の画素から推定して埋められます。これがデモザイクで、画像の色情報の大部分は測定値ではなく計算値です。推定である以上、細かい繰り返し模様では実在しない色(偽色)やモアレが現れることがあります。

効く場面

つまずきやすい点

どこまで裏が取れているか

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